2013年11月7日木曜日

日本人の告白文化と記念日

日本では男性女性どちらかから「付き合ってください(Will you be my girlfriend/boyfriend?)」と告白をしてカップルになるというケースが多いです。
仲良くなり、デートを重ねていつの間にか暗黙の了解で付き合っているという欧米文化とは違い、日本では自分の気持ちを告白して了解を得て初めてカップルとして付き合いが始まります。いつ付き合い始めたか日にちやタイミングをはっきりさせたいのでしょう。それ故に日本人にとって自分の気持ちを相手に伝える「告白」とは一大イベントです。
ときにはデートをする前に「付き合ってほしい」と相手に伝え、カップルになってからデートをするということもそれほど珍しいことはありません。
付き合ってからでないと手をつないだりキスをするのは嫌という人も多いので、
行為の前に自分の気持ちをしっかりと相手に伝えるということが日本では大事だということを覚えておきましょう。
付き合い始めた日にちがはっきりとしているので付き合い出した日にちは記念日としてお祝いをすることが基本です。中には付き合って1ヶ月記念日、2ヶ月記念日と毎月お祝いするカップルもいます。それは多過ぎるかも知れませんが、1年目の3ヶ月や6ヶ月など3の倍数の月を祝うことはそれほど不自然ではありません。
一般的には女性の方が記念日を大事にする人が多いので、彼氏の方が記念日を忘れて彼女に怒られるなんていう話はよくあることです。
女性の中には「初めて手をつないだ記念日」「初めてキスをした記念日」などという細かい記念日を作っている人もいたりして「今日は何の日だ?」という質問は男性側からすると恐怖の質問として捉えられています。
記念日には食事に行ったり、プレゼントを送り合ったりするのですが、どの程度お金をかけたりするかは人の価値観によってマチマチだったりするので、お互いに話し合う方がいいかもしれません。

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