2013年4月30日火曜日

IT関係の仕事、ホームページの値段

まだまだ若輩の身ながら現在は広告代理店で勤務していますが、以前はIT系のベンチャー企業に勤めていました。

ITベンチャーといえば、成功こそすれば一気に給料も役職もあがる夢のある職種ではありますが、仕事はきつい、長時間労働休日勤務も当たり前だが残業代は出ない等々、世間一般ではブラックなイメージで見られていますが、まさにそのまんまな感じでした。

一口にITと言っても、その幅は広く、システム系からソフトウェア販売、サービスといろいろあるわけですが、私のいた会社はCMSというホームページ製作とCRMという顧客管理システムとメルマガシステムを取り扱っている会社でした。

ITに詳しくないという人には正直ITの仕事ってブラックボックスになっていると思います。
私自身会社で勤めるまではそうでした。まさに今をいく仕事ではあるのですが、なかなか複雑で、一口にITと言っても千差万別。何が正しいの?何がお得なの?ということは相当に勉強しないとなかなかわからないものです。

今後はそんな漠然と「IT」と言ってもわかりません!という人のために私の知っている範囲ではありますが、一番一般的なホームページとそれを作る会社について少しずつでも書いていこうと思っています。

まず第1回めは、ホームページの値段について。

これはこれからホームページを企業に依頼する人には一番気になるところだと思います。

さて、結論からいえば「決まった値段なんてものはない!

ということに落ち着くでしょうやはり。

ホームページ販売というのは実際には実態のないものを販売していることになります。基本的に原価はなくコストもほとんどないので人件費というものが値段の根拠になっています。
当然開発費というものはありますが、世間一般のほぼすべてのホームページ会社は自社開発などしていませんからないものと考えても問題はありません。

あるソフトウェアを使用する必要がありライセンス料がいるという場合を除けば、ホームページを作るのに原価なんてものはほとんどかかりません。せいぜいサーバー代とドメインの取得費用くらいですが、普通のサーバーなら月々せいぜい1000円ちょっとくらいの費用です。

これだけ発展をしてきた現代ではホームページなんて素人でも無料で自分で作れてしまいますし、Adobeという会社が出しているDream WeaverやFire Worksというソフトを持っていれば個人でもプロ仕様のサイトを作れます。ちょこっと勉強してWord Pressというソフトの使い方を覚えれば誰でもブログのように簡単に更新することができるサイトのいっちょ上がりです。

結局のところ、自分でやるのは面倒だということと、どこまでこだわるかということなんです。

サイトのデザインがしょぼいサイトは成功しないでしょう。
ではデザインをウェブデザイナーに依頼すればデザイン費用がかかります。デザイナーのランクはデザイン学校で学んでいる学生からプロ、そして有名デザイナーまでピンからキリまであります。
そのランクによって値段は0円~青天井でどこまでも果てがありません。

あとはもう作業をする人間の人数✕作業時間✕時給という世界です。
もうすでにテンプレート(型)があってその内容を自社用に書き換えるだけなら時間もかからないのでサイトは安くできます。
型にはまらずオリジナルのサイトを作っていきたいならその分、作業時間は増えるのでお金はかさんでいきます。

 結局どうすればいいかと言えば、最初から予算を設定しておき、その予算内で最良の会社を選ぶしかありません。

では、その予算でどこまでやれるのか、何を優先すべきか。

それがまた非常に複雑で難しいのですが、そのことについてはまた次回以降に書いていくつもりです。

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